礼儀を重んじる人は、それだけを指摘しない

どうも矛盾を感じる。とある会社の先輩。日頃から、年長者への言葉遣いや礼儀などにとても厳しく、同じ部署だけでなく、他部署であっても、お客様や年長者の会社の人間に対して失礼な言葉遣いをする若い社員がいると、その直属の上司や指導係にすぐに注意する。「○○さん、取引先の△△様に、失礼な言葉遣い(具体的に見聞きした内容を伝える)していた。注意すべきである。いるまでも学生気分が抜けないんじゃない? 社会人なんだから言葉遣いや礼儀はできて当たりまえ」と、一方的な指摘だけ行っていた。それが、一度や二度ならわかるけど、同じ若い社員(その先輩社員にとったら、年下の若い社員なら対象は誰でもよかったようです)に対して、指導係や上司がすでに注意し、本人が反省し直すよう努力している最中であっても、「まだ直ってない」「指導係の指導が甘いのではないか」「上司なら厳しく指摘すべき」などと、他部署の指導の方法にまで口出し、注意する始末。注意された若い社員だけでなく、指導係や上司、その様子を見ていた他部署の社員たちは(あんなに矢継ぎ早に言わなくても。言い返す間もない。自分の言いたいことだけ言って、聞く耳もたない)とずっと思っていて、その先輩社員は煙たがられていました。
そして本人も次第にその空気を読み取るようになり、最終的には後任者も見つからないまま退職・・・そのあとがひどかった。あれだけ、言葉遣いや礼儀などにうるさかった先輩社員。机の掃除はできていない、もちろん机の周りの必要かそうでないか不明な書類は山積み(結局、他の社員が整理したところ、書類保管期間がすぎたものばかりでダンボール10箱近くの破棄する書類が出ました)、引き継ぎの書類は全くなし、直属の上司や、今の会社に引き抜いてきた社長へのあいさつもなし。その理由が、「お忙しいので会えないと思った」と。礼儀を重要視するなら、事前に「最後にあいさつしたいので、ご都合をお聞かせください」と尋ねるべきでは?。そのような形跡はまったくなく、余裕もなかったのでは?。そして、業務上、少しでもかかわることがあった他部署の社員から、退職選別を受け取ったとき、明らかになった。何度もいうようだが礼儀にうるさかった人が、同じ部署の人にも、少しでも業務上関係した他部署の社員にも、お礼の言葉も品も準備していなかったのである。その態度だけで、その先輩社員の今までの言動は、「自分のことを棚にあげて」「上っ面の」礼儀を重んじる人間を作り上げていただけ。最後の最後に、「礼儀知らず」な人であったことがわかり、同部署や他部署の(特に言葉遣いだけでなく理不尽な理由で、集中攻撃を受けて、嫌な思いをしながら仕事をしていた人たち)は納得していました。